医療・福祉現場が抱える専門職 雇用確保の問題
医療・介護現場が抱える問題
大都市の介護施設、求人難深刻職員定数割れで閉鎖も
介護施設の職員不足が大都市を中心に深刻になっています。職員が雇用できないために、施新たな入居者の受け入れを断念したり、一時閉鎖する施設も出始めました。介護職員の有効求人倍率は高い水準で推移しています。
全国的に看護師の有効求人倍率は高い状態が継続しています
看護師の採用に関しても厳しい状況が継続しています。東京労働局管内では、医療機関の看護師の有効求人倍率は3.99倍。看護師さんの1人に4件の求人がある状態です。(平成26年10月東京労働局調査)
○医療及び介護現場で大きな問題となっている労働力不足
- 職員不足に伴う減収(人員を基本とする医療報酬・介護報酬の加算点数が取得できない)
- 慢性的な人員不足による質のレベル低下(医療・介護事故のリスクが高まる、苦情処理対応)
- 職員募集に係る経費の増大(膨張し続ける求人広告費)
○保育所の待機児童問題
- 保育所定員に空きがないために職場復帰できない(働けない)
- 医療・福祉の専門資格を保持しているが子ども預ける場所がなく働けない
問題の解決に向けた取組みについて
こうした医療・介護現場が抱える問題解決に対して、事業所内保育所を設置することは、職員の雇用及び定着に効果があります。
また、平成27年4月にスタートした「子ども・子育て支援新制度」における給付金利用により安定的な経営と同時に待機児童解消による地域貢献活動も担え地域におけるイメージ力向上にもつながります。
事業所内保育所の設置 = 地域貢献活動(CSR)
東京福祉総合研究所が全面的に事業所内保育所の設置をフォローいたします